獣医学部 獣医学科
- 教授
-
井 上 貴 史
- 研究分野
獣医学、寄生虫学、実験動物学
- キーワード
寄生虫、実験動物、無菌動物
- 研 究
テーマ -
- 動物寄生虫症のコントロール
- 宿主-微生物叢-寄生虫関係を探究するモデル実験系開発 など
研究活動の概要
寄生性の原生生物(原虫)、線形動物や扁形動物など(蠕虫)や節足動物が引き起こす「寄生虫症」は、古来より人と動物の健康を脅かすものとして認識されてきた。「寄生」とは、異なる生物種間の共存関係のうち、一方の生物種(寄生体)が利益を受け、他方の生物種(宿主)に不利益を与える状態と定義される。両方の生物種ともに利益を受ける「共生」とは区別されるが、実際には「寄生」と「共生」の境界は曖昧である。多様な環境のなかで、寄生虫と宿主は生存のため相互に働きかけており、のみならず、共存する微生物叢とも相互に影響を受けており、寄生虫症の病態はその一環のなかで生じるものである。私は、このような複雑な宿主-寄生体関係を探究して寄生虫症の病態の理解を深め、獣医学上の課題となっている寄生虫症のコントロールに貢献したいと考えております。
- 希望する
連携内容 -
- 飼育動物、野生動物の寄生虫調査
- 宿主動物、寄生虫の微生物叢解析
- 昆虫、寄生虫の行動解析