理学部 基礎理学科
- 講師
山 埼 洋 一
- 研究分野
関数解析学、確率論、積分論
- キーワード
確率、積分、関数空間、極限
- 研 究
テーマ -
- 積分の性質に関する研究
- 確率の意味と数学的確率論の関連
- いろいろな関数や確率的変動の極限的性質 など
研究活動の概要
関数の積分とは、直観的には「グラフの下の面積」ですが、現在では様々な意味で一般化されています。そして、関数が関数に何らかの意味で「近づく」とき、それらの積分も近づくのか?という問いについては、状況によってYESとなったりNOとなったりします。積分の概念の本質を明らかにすることで、そのようなことが起こったり起こらなかったりする機構を明確化しようとしています。
また、確率と積分は密接に関係しています。いわゆる「期待値」や「分散(標準偏差))は確率変数の積分ですし、株価のように確率的に変動する過程の分析には確率積分というものが用いられます。
しかし現在数学で主流になっている「確率」の考え方は、かならずしも人間が「確率」に対して持つイメージと一致していません。そのため、哲学者の間ではいまも「確率とは何か」についての論争が続いています。このことは、確率に関する学校教育にも影を落としています。この問題を解決することで、確率に対する人間の考え方も進化するはずです。
- 希望する
連携内容 -
- 確率に関する議論、積分に関する研究