教育学部 中等教育学科
- 准教授
笹 井 香
- 研究分野
日本語学、文法、現代語の表出文
- キーワード
体言を骨子とする非述定文、表出文
- 研 究
テーマ -
- 体言を骨子とする非述定文の総体的な把握
- 文の種類としての表出文
研究活動の概要
現代語の表出文をテーマに研究を行っています。現代語の研究は、モノについての情報の伝達を目的とする述定文を中心に行われてきました。そのため、文の種類としての表出文の研究はあまり多くはありません。表出文とは、モノについての情報の伝達そのものを目的とはしない文のことです。例えば、非常に美しい花を見て感動したときに思わず発せられる「きれいな花!」のような感動文があります。感動文は話し手の感動を表現することを専らとする形式をもった文で、句的体言という構造を備えています。また、罵る場面で発せられる「ばかやろう!」のような文も、レッテル貼り文という表出文の一種です。まだ表出文を体系的に捉えた研究はないため、感動文やレッテル貼り文以外に表出文にはどのような種類があるのかを把握し、表出文の構造を明らかにしたいと考えています。これにより、現代語の文の構造を述定文に偏ることなく総体的に捉えることを目指しています。
- 希望する
連携内容 -
- 古典語における情意を表出する文の研究
- 日本語以外の言語における情意を表出する文の研究