Made in OUS with tetta & Niimi
tetta(株)、岡山県新見市との産学官連携により、岡山理科大学にワインの研究機関、教育プログラムを設置し、ワイン醸造の知識をもった人材を養成します。この教育プログラムの過程を通じて、雇用や所得を確保し、若者や子供も地方に定住できる、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出の促進といった 「農業の6次産業化」の取組みを実践で学びます。学内にブドウ圃場を設け将来は岡山理科大学発のワインも企画します。
ワインを中心とした醸造・発酵に関する基本的な知識の修得と実習を通じ、ワインに関する基礎的な素養をもった人材を育成し、ワイン文化の普及や関連産業・分野で活躍できる人材を養成します。
※(1)は取得単位数 ※ワインプロジェクト科目(実習科目を除く)は進級、卒業に必要な単位に含む
授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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ワインの歴史と風土・文化 |
ワイン学総論。ワインとブドウの歴史、文化的背景、さらに世界の産地とその自然環境とワインの種類について理解する。また、世界のワインの生産量と消費量及び我が国におけるブドウ栽培とワイン醸造の歴史とワイナリーの現状についても理解する。 | 教養/科学技術教育科目 |
ワインの科学 |
ワインに含まれる各種成分分子、色調、香気、味覚等について理解し、ワインの評価法について基礎的理解を獲得する。さらに機能性食品としての効用についての知識を深める。 | 教養/科学技術教育科目 |
生命の基礎化学 |
生命活動を維持する「化学」について、その基礎的事項を理解する。具体的には化学式、イオン、構造式、水、酸と塩基、pH、緩衝液及び有機化学の基礎について理解する。 | 「身近な化学Ⅰ」「身近な化学Ⅱ」「化学基礎論Ⅰ」「化学基礎論Ⅱ」または学科専門の化学系科目を取得している場合は読み替え可能 |
ブドウ栽培学 |
代表的なワイン用ブドウの種類と、土作り、剪定、病気と農薬など、栽培管理方法について理解する。 | [予定] 非常勤講師担当:tetta(株) |
生命の化学概論 |
生命を維持するアミノ酸、タンパク質、糖、脂質、ビタミンなどの生体分子と、生化学反応の触媒となる酵素と糖代謝・エネルギー生成について基本的理解を獲得する。 | 教養/科学技術教育科目 学科専門科目で生化学または生化学と同一分野の科目を取得している場合は読み替え可能 |
発酵と微生物 |
発酵・醸造に利用される酵母やカビ、バクテリアの構造や特徴、発酵代謝過程について、基本的な知識を修得する。 | |
ワイン醸造法 |
ワインとその他の酒類の分類についての知見を習得し、ワイン醸造法及びブドウの収穫・原料処理から熟成までの流れと、機能性を向上させる新たな醸造法などについて知識を深める。併せて酒税法についても理解する。 | |
ワインプロジェクト実習Ⅰ |
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1年次・秋通期集中 【履修要件】 【実習先】 |
ワインプロジェクト実習Ⅱ |
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2年次・通年集中 【履修要件】 【実習先】 |
ワインプロジェクト実習Ⅲ |
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3年次・通年集中 【履修要件】 【実習先】 |