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フロンティア理工学研究所の中谷達行教授が日本機械学会賞(論文)を受賞

[2021.05.07]

 本学、フロンティア理工学研究所の中谷達行教授が、東北大学、東北医科薬科大学、㈱平山製作所との共著で日本機械学会にて発表した論文「Sterilization in liquids by air plasma under intermittent discharge(和訳:間欠放電下の空気プラズマによる液体中の殺菌)」が、2021年4月22日に2020年度の日本機械学会賞(論文)を受賞しました。

 この論文は共同研究所を進めてきた小型で安全,低コストで行えるコンタクトレンズ滅菌装置に装備するプラズマ発生装置の殺菌効果に関するもので、プラズマ発生部の温度の低減を目指して間欠放電を取り入れ、オゾンの高濃度化、硝酸・亜硝酸の低濃度化を行い、この条件における滅菌特性を解明したものです。

 日本機械学会は設立以来110年の伝統を持ち、総会員数35,000名を超える日本最大級の学会です。日本機械学会はこちら:https://www.jsme.or.jp/

  日本機械学会賞は同学会創立60周年(1957年)記念事業の一つとして「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的として1958年に設けられたものです。例年、優秀な技術功績・論文・技術を対象に、日本機械学会賞が贈られています。日本機械学会賞はこちら: https://www.jsme.or.jp/20210305-2/

 

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