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フロンティア理工学研究所 板谷客員研究員の研究が、Natureのオープンアクセス電子ジャーナル“Scientific Reports”に掲載されました

[2020.03.03]

フロンティア理工学研究所 板谷徹丸客員研究員(元 岡山理科大学自然科学研究所 所長・教授)の研究が、ネイチャー誌の「Scientific Reports」へ掲載されました。

【掲載誌】Nature Research
        Scientific Reports (Published: 02 March 2020)

【研究題目】Kibi Plateau: A stable-coherent tectonic unit in the active Japanese Islands 
        (和訳 吉備高原: 変動帯日本における安定地塊)

 この論文は、岡山県中南部に広がる吉備高原の、地質学的・年代学的解析を行ったものです。その結果、吉備高原は固い地盤のため、活動的日本列島において大規模な地殻変動の影響を受けず、安定した地塊であることが確認できました。論文では、このような特徴をもつ吉備高原は、たとえば首都機能の一部の移転先候補地として、効果的に利用するべきと指摘しています。

理学部基礎理学科の青木一勝准教授と青木翔吾博士研究員も、共同研究者として名を連ねています。

同論文は、下記のサイトで閲覧可能です。
Scientific Reports volume 10, Article number: 3786 (2020)

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