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講義番号大分類/小分類講義名・担当者講義種別講義内容第1希望第2希望第3希望
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62工学系応用化学創薬:毒と薬
-えっ! 猛毒から薬ができるんですか?-応用化学科
教授 折田 明浩講義1943年12月、イタリア南部のバーリ港がドイツ空軍の爆撃を受けました。この時、軽度の火傷にも関わらず、なぜか静かに息を引き取る兵士が多く見られました。調査の結果,実は爆撃を受けたジョン・ハーヴェイ号には100トンもの毒ガスが積載されており、このことを知らなかった兵士が,毒ガスを浴びたり吸い込んだして亡くなったことが判明しました。この出来事は「バーリ港の悲劇」とよばれています.この時,兵士を治療したお医者さんは,兵士のリンパ球や白血球が大幅に減少していることに気付き,「毒ガスがリンパ種や白血病の治療に利用できるのでは?」と閃きました。こうした先人たちの足跡をたどりながら,気が遠くなるような努力と閃き,そして幸運に支えられた新しい薬の作り方を勉強しましょう。
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63工学系応用化学モノづくりを支える化学工学!応用化学科
教授 押谷 潤講義『化学工学』という言葉、高校までの授業ではあまり聞き慣れないと思いますが、実はこの化学工学、モノづくりにおいて非常に重要なんです!実験室でのフラスコなどを使った基礎研究の成果を、実際の化学製品の生産に役立てる、それが化学工学の使命です。製品生産に欠かせない反応を取り扱う化学だけでなく、物理も関連します。と言いますのも、化学製品を生産する工場では、原料の加熱や粉砕、生成物の冷却や分離など、物理が関連する様々な操作も必要なので、それらも化学工学の一部というわけです。本講義では、化学工学がどういうものなのかを分かりやすくご紹介したく思います。
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64工学系応用化学美味しいチョコレートから学ぶ色が変わる有機分子の作り方応用化学科
教授 折田 明浩講義室温付近では、チョコレートは「パキッ」と割れます。でも、口に入れると、すぐに融けて口の中にチョコレートの味や香りが広がります。一方、暑くて融けてしまったチョコレートを再び冷蔵庫で固めたものは、口の中で溶けにくく、「不味い」チョコレートになってしまいます。このように同じ物質でも、味や融点など性質が異なる固体を多形といいます。この多形という概念は高校の化学では学びませんが、チョコレートを始め、薬や塗料の製造には欠かせない概念です。本講義では、美味しいチョコレートの作り方をお手本にした色の変わる有機分子の設計とその合成について説明します。
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65工学系応用化学備前焼の色彩応用化学科
教授 草野 圭弘講義岡山を代表する伝統工芸の備前焼は、粘土を登り窯で焼くだけですが、焼成後の作品の表面には様々な色が現れます。これらは全て化学反応によって現れます。備前焼の場合、全ての色彩に鉄が関与しています。焼成時のわずかな酸素量や冷却速度で、鉄の化学状態や粒子の大きさが変化して色も大きく変化します。備前焼で起きる化学反応と色について説明します。
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66工学系情報工学人工知能技術情報工学科
教授 片山 謙吾講義ChatGPTなどの生成AIの登場により、AI技術は社会のあらゆる場面で活用されています。最新のAIも突然現れたわけではなく、数十年におよぶ研究の歴史と、多くの技術的壁を乗り越えて進化してきました。本講義では、AIの歴史をはじめ、AIの仕組みや具体的な技術事例を解説します。また、AIが事実とは異なる回答を生成する「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」はなぜ起こるのか。 そのメカニズムを通じて、AIの限界や問題点についても説明します。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
67工学系情報工学文字パターンの認識情報工学科
教授 島田 恭宏講義文字パターンのコンピュータによる認識処理は、古くから取り組まれてきました(実用化された有名な例では、郵便番号による郵便物の仕分け機があります)。本講義では、パターン認識のための最も基本的考え方を説明します。そして簡単な手計算によるパターン認識処理を体験してみましょう(筆記用具をご持参ください)。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
68工学系情報工学ICチップを解剖する情報工学科
准教授 近藤 真史講義スマートフォンなどの電子機器を分解すると、数多くのICチップ(集積回路)がその姿を現します。これらICチップの中には、億単位の回路素子が圧縮されており、さらに1秒間に数億回の処理を行っています。本講義では、私たち人間とは大きさも速度もスケールが異なるICチップについて、その作り方と今後の発展について分かり易く解説します。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
69工学系情報工学災害に強いまちづくりとシミュレーション情報工学科
教授 西川 憲明講義ひとたび大規模災害が発生すると、人が集まるスペース、ターミナル駅や商業施設などから、その場にいる人々をどのように避難させればよいかが重要になります。しかし、防災訓練をするにしても、多くの人々を対象に実施することは現実的には不可能です。本講義では、シミュレーションというバーチャルな社会実験を通じて、突発的災害に対する人々の安全・安心を守る取り組みについて紹介します。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
70工学系情報工学3Dレーザスキャンの技術とその応用情報工学科
教授 島田 英之講義私たちの身の回りでは、小さな部品の計測から広範囲の地形の計測まで、多くの分野でさまざまなタイプのレーザスキャナが活用されています。本講義では、レーザスキャナがどのような原理で3D計測を行うのか、計測するとどのような3Dデータが得られるのかについて解説します。そして、レーザスキャナで得た3Dデータを分析するとどのような情報や映像が得られ、社会にどう役立つのかについて、車に搭載したレーザスキャナで計測したデータを題材にやさしくお話しします。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
71工学系情報工学ネットワークの基礎とインターネット情報工学科
助教 川畑 宣之講義皆さんのスマートフォンは、時間や場所を問わず、友達とメッセージや画像をやり取りしたり、動画を見たりすることができます。これは、スマートフォンが常にインターネットに接続されているからこそ可能なことです。では、そもそもインターネットとは何なのでしょうか?本講義では、インターネットという巨大なネットワークを実現するための基本的な技術や、インターネットの仕組みについて解説します。さらに、皆さんが普段使っているWi-Fiや5Gなど、インターネットに接続するための身近な技術についても見ていきます。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
72工学系情報工学無線通信やストレージに使われる誤り訂正符号情報工学科
准教授 麻谷 淳講義みなさん、スマートフォンで友達とメッセージをやりとりしたり、ネットで動画を見たり、クラウドに写真を保存したりすることは日常的ですよね。でも、電波が弱かったり、データが壊れてしまったらどうなるでしょう?そんなとき、見えないところで活躍するのが「誤り訂正符号」です。誤り訂正符号は、データが壊れたり、一部が欠けても、「元の形」に復元できる仕組みのことです。例えば、ジグソーパズルが1ピース無くても全体の絵が分かるようなものです。実はこの技術、人工衛星や宇宙探査、さらには最新の量子コンピュータにも使われています。私たちの生活を支えるだけでなく、科学の最前線でも大活躍しています。誤り訂正符号の仕組みを知ると、身の回りの技術がどれだけすごいかに気づくはずです。この講義では、さらに深い仕組みや実例を一緒に学びましょう!
【探究活動のサポートも可能です。】 -
73工学系情報工学情報工学科で学べること ―並列処理技術とその応用を中心として―工学部情報工学科
准教授 上嶋 明講義情報工学は現代社会で欠かせない基幹技術分野の一つです。本講義では、本学の工学部情報工学科で学べる授業の内容を簡単に紹介します。特に、ディープラーニングや物理シミュレーションをはじめとする大規模計算を可能にする技術として近年必須となった並列処理の基礎と、GPU(グラフィックス・プロセシング・ユニット)やスーパーコンピュータの原理について説明します。また、情報工学の技術を応用して最近の学生が取り組んだプロジェクトや修士研究・卒業研究の内容と成果について紹介します。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
74工学系情報工学デジタル画像の仕組みと画像処理工学部情報工学科
講師 上田 千晶講義近年はスマートフォンの操作だけで簡単に写真を撮影・保存・表示・さらには加工することができますが、内部では様々な処理が行われています。本講義ではデジタル画像の保存形式の違いや簡単な画像処理など、デジタル画像に関する基本的な知識や技術について解説します。
【探究活動のサポートも可能です。】 -
75工学系情報工学生成 AI 時代のソフトウェア開発工学部情報工学科
准教授 尾崎 亮講義近年では、「AIが人の仕事を奪う」といった議論が盛んに行われています。「AIがプログラミングをできるなら、プログラマーはいらなくなるのでは?」という不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。本講義では、生成 AI を用いたプログラミングの概要の他、生成 AI プログラミングの現状と未来予測、生成 AI を活用することのメリット・デメリット、社会・経済への影響などについて解説します。
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76工学系建築学人にやさしい住まいをつくる建築学科
教授 納村 信之講義誰もが使えるように製品や環境をつくることをユニバーサルデザインといいます。住む人の視点から見て、この考え方をいかして魅力ある快適な住宅のつくりかたをやさしく解説します。
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77工学系建築学世界遺産のまもり方、いかし方建築学科
准教授 八百板 季穂講義人類共通の遺産とされる「世界遺産」。登録されるまでに、どのような調査が実施され、どのような基準が適用されるのかを解説します。そして、世界遺産登録が人やまちにとってどのような意味を持つのかについて考えます。
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78工学系建築学地震と木造住宅建築学科
准教授 小林 正実講義木造住宅に甚大な被害をもたらした歴史的地震及び昨今の大地震、その際の被害の特徴を説明します。さらに、このような被害を防ぐための木造住宅の耐震設計の概要を、耐震性に最も大きく関係する壁の量の計算を中心に、説明します。
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79工学系建築学人・建築・都市における環境との関わり建築学科
准教授 中山 哲士講義建築や都市を取り巻く環境問題を語る上では、都市の成り立ち、産業、人の生活行動など密接に関わり合っています。実際のまちの現状と建築における環境改善への取り組みの例を示しながら、我々がすべきこと、できることを一緒に考えましょう。
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80工学系建築学コ・クリエーションによる未来の「ものづくり」建築学科
准教授 馬淵 大宇講義今日、「ものづくり」のあり方は、大きな変革を迎えています。その変革の1つにコ・クリエーション(協働創作)があり、作り手と使い手の隔たりを超えた、新しい「ものづくり」のあり方が模索されています。本講義では、Virtual Reality(VR)等を用いたコ・クリエーションの実例を通して、建築分野における未来の「ものづくり」の一端を紹介します。
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81工学系建築学建築の設計建築学科
准教授 弥田 俊男講義建築の設計とは、建築家とは、どのような事を考えながら、どのように進められ、そして建設会社や職人、クライアントと協力しながら、どのように建設されていくのかを、美術館や住宅、リノベーションといった実際の建築を例にして紹介します。
