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獣医学部 獣医学科
- 教授
浅 沼 武 敏
- 研究分野
獣医放射線学、画像診断学、腫瘍放射線治療
- キーワード
MRI、拡散強調、ファーバートラッキング、低酸素細胞放射線増感、放射線治療、温熱治療
- 研 究
テーマ -
- 放射線・ラジオ波温熱併用療法の獣医臨床応用
- 放射線増感剤を用いた放射線治療法の獣医臨床応用
- MRI拡散テンソル画像を用いた脊髄損傷の評価
研究活動の概要腫瘍細胞は42.5度を超えると急速に死滅します。電磁波の一種であるラジオ波は腫瘍組織に効率よく集まり腫瘍のみ加熱することが出来ます。体外から電磁波のみ入射するため、非侵襲的な手法のため患者さんのQOLを下げることはありません。図は温熱治療を行った一例です。重要な血管を巻き込んで腰から骨盤を広く占拠した大型の腫瘤が観察され、腫瘤のみ摘出する外科手術は大変難しく、また、オーナ様が抗癌剤治療を望んでいないため温熱治療(oncothermia)が行われました。温熱治療の2ヶ月後(第54病日)には初診時と比較して、腫瘤の大きさは小さくなりました。さらに、温熱治療の8ヶ月後(第243病日)後には腫瘤の大きさは約1/8まで縮小したうえ、血管の巻き込みもほとんどなくなってます。患者のQOLも向上しました。
温熱治療は単独使用よりも放射線治療と組み合わせると相乗的に腫瘍縮小効果があることが知られております。私は獣医臨床における放射線治療と温熱治療(oncothermia)の併用による効果的な腫瘍治療の実用化をめざしております。
- 希望する
連携内容 -
- 獣医放射線治療の研究(放射線増感、温熱併用、抗癌剤併用)
- 実験動物および獣医臨床における画像の研究
- 活性酸素障害に関する研究

















