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理学部 動物学科
- 教授
竹 ノ 下 祐 二
- 研究分野
霊長類学、人類学、動物園学、社会生態学、保全生物学、アフリカ学
- キーワード
サル、ゴリラ、動物園、生物多様性保全、アフリカ、人類進化
- 研 究
テーマ -
- 野生ニシローランドゴリラの採食生態と生活史
- 霊長類の協同育児
- 生殖に結びつかない性の進化 など
研究活動の概要霊長類はわれわれ人間にもっとも近縁な動物分類群で、高い社会性や知性を備えています。一方、多くの霊長類種は熱帯から亜熱帯に分布し、生息地の生態系において要となる役割を果たすキーストーン種でもあります。したがって、霊長類の社会や生態を研究することは、われわれ人間の本性や進化史の解明に多くの示唆を与える、つまりわれわれが「己を知る」ことにつながると同時に、地球環境の安定性に多大な影響を与える熱帯林生態系の解明、ひいては生物多様性保全、地球規模での環境問題の解決にも貢献します。このような大枠のもとで、私自身は霊長類を中心とした中・大型哺乳類を対象に、主に野外観察を通じて彼らの社会と生態を研究するとともに、人類社会を動物学的観点から捉え直し、その進化を考察しています。具体的な研究プロジェクトとして、中部アフリカの熱帯林で野生ゴリラの長期野外研究と保全活動をしています。また、国内ではニホンザルの野外調査や動物園での行動観察も行っています。加えて、動物園における教育活動や動物福祉を考える活動も行っています。
- 希望する
連携内容 -
- ICT技術を用いた熱帯林における生態・行動データ収集機器やシステムの開発
- 研究者と市民(住民)の協働による地域生態系保全活動の実践
- 動物園を核とした生物多様性保全教育活動の展開 など
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工学部 情報工学科
- 講師
上 田 千 晶
- 研究分野
カラー画像処理
- キーワード
画像処理、色空間、知覚明度、視覚特性
- 研 究
テーマ -
- 色覚多様性者のための画像強調に関する研究
- 高齢者視覚を考慮した画像強調に関する研究
- モニタとプリンタ間の色補正手法に関する研究 など
研究活動の概要色彩に関する効果や視覚の特性などを画像処理に応用することで、人の感覚に適したディジタル画像処理を行う研究をしています。例えば、人の視覚は、年齢が上がるにつれて視野が暗くなり、特に短波長(青系)の色の識別が困難になっていきます。高齢者にとって見やすい画像を作るため、加齢変化を考慮した画像処理の研究を行っています。また、高齢者視覚研究の他に、ディジタル画像における「明度」と、人が感じる明るさである「知覚明度」の間には差があることを考慮した画像処理についても研究しています。
- 希望する
連携内容 -
- 高齢者視覚を考慮した画像強調の実用化に向けた各種研究開発
- モニタとプリンタ間の色補正手法の実用化に向けた各種研究開発 など
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教育学部 初等教育学科
- 教授
松 岡 律
- 研究分野
教育社会学、社会学、教育学
- キーワード
社会化、非行、生徒指導・進路指導、教育問題
- 研 究
テーマ -
- 規範意識獲得過程における親の影響
- 社会化機関としての学校のあり方
- 行為と意識の不連続性
研究活動の概要人間の社会化プロセスにおける逸脱・同調について非行と家族関係を手がかりに大規模調査やインタビューなどを組み合わせて研究。
現在は“出来心”で突発的に行ってしまう逸脱(万引き)の発生メカニズムと日常生活におけるアンコントローラブルな情動・行動との関連に関心を向けている。
また、現実的な課題として、生徒指導や進路指導(学級指導、個別指導、就職指導)のあり方や、社会的階層と学習機会の不平等など、“社会化”という大きな枠組みの中で顕在化する諸問題を、心理的問題とも関連づけて研究している。- 希望する
連携内容 -
- 質問紙法によるデータ収集・分析
- 学校改善、教育に係るアクションリサーチ など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
紙 田 路 子
- 研究分野
社会科学教育
- キーワード
価値調整,納得解の追究,小学校社会科授業実践
- 研 究
テーマ -
- 多様化する価値判断基準を調整・更新する価値調整能力の育成の原理
- 納得解を追究する小学校社会科授業開発研究
- 教師のゲートキーピング力の育成を目指す教師教育研究
- 民主主義社会における公民的資質構成原理 など
研究活動の概要〇多様化する価値判断基準を調整更新する価値調整能力の育成
利害関係者の見解が対立する社会問題を「判断の対象」として取り上げ、納得解(正解かどうかは分からないけれど、自分や自分を含めた皆が頷ける解)を追究することで子どもの価値調整能力を育成する社会科授業について提案し、実践分析を通してその成果を明らかにしている。
〇教師のゲートキーピング力の育成を目指す教師教育研究
特に「用意されたカリキュラムや教材を自らの授業観に基づいて組み替える授業設計力」、すなわち主体的な授業の調整力(ゲートキーピング)の育成を目指す教師教育の在り方について提案するものである。- 希望する
連携内容 -
- 歴史学,法学,教育方法学 など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
原 田 省 吾
- 研究分野
家庭科教育
- キーワード
家庭科の本質、授業研究、家庭生活の科学的理解
- 研 究
テーマ -
- 家庭科の本質をふまえた家庭科授業づくり
- 家事に対する意識と家庭科教育の関係
- 家庭科教育の変遷 など
研究活動の概要学校教育における教科「家庭科」は、 自分と衣生活、食生活、 住生活、 消費生活、 家族などとの関わり を学習することを通して、現在および将来、 家庭生活を営む力を育成することを目標にしています。 「家庭科」は、 私た ちの日常生活に深く関わるとともに、他の教科との関連性も高い教科です。 また、自分自身のこ れまでの成長や家庭生活を見直すきっかけにもなる重要な教科です。 「家庭科」としての学びが実現できる授業のあり方を 探求するとともに、 楽しくてわくわくする教材、 なるほどと納得できる学習の開発に取り組んでいます。
- 希望する
連携内容 -
- 家庭科における消費者教育・金融教育・租税教育等の授業開発
- ICTを活用した教材開発 など
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教育学部 中等教育学科
- 教授
竹 野 純 一 郎
- 研究分野
英語教育
- キーワード
リスニング、世界諸英語、英語(科)教育法
- 研 究
テーマ -
- 復唱速度や処理速度に着目したリスニング研究
- 世界の国や地域の英語使用の実態についての検証
- 英語の語順を意識した速読と聴解力の関係の研究 など
研究活動の概要英語教育全般に関心がありますが、主に復唱速度や処理速度に着目したリスニング研究を行ってきました。国際英語論の知見を交え、世界の国や地域の英語使用の実態についても検証しています。英語の語順を意識した速読と聴解力の関係に関する研究にも興味があります。現在は、学習指導要領の改訂にともなう小学校・中学校・高等学校での英語科教育の変化、そして大学での英語教員育成のあり方について研究を進めたいと考えています。
- 希望する
連携内容 -
- リスニング研究
- 国際英語論の知見を交えた世界の英語使用に関する研究
- 英語(科)教育研究全般 など
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教育学部 中等教育学科
- 講師
藤 城 孝 輔
- 研究分野
映画学、英語学
- キーワード
東アジア映画、沖縄文化、アダプテーション、映像翻訳、演劇批評
- 研 究
テーマ -
- 日本復帰以降の沖縄映画
- アダプテーションと文化的越境
- 映画における記憶と歴史の表象 など
研究活動の概要現代の東アジア地域の映画、特に1972年の日本復帰以降の沖縄の映画作家および沖縄表象に注目し、文化的アイデンティティーや越境の問題に取り組んでいます。近年では村上春樹作品のアダプテーションに見られるトランスナショナリズムに関する研究も行っています。
画像: 映画カメラ (The Cinema Museum, London)- 希望する
連携内容 -
- 沖縄の映画文化
- リメイク、映画化、間テクスト性
- 映画と文化的越境 など
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獣医学部 獣医学科
- 教授
田 口 純
- 研究分野
英語学、英語学史、言語学、コーパス言語学
- キーワード
規範的英文法、歴史社会言語学、コーパス言語学
- 研 究
テーマ -
- 18世紀に編纂された規範的英文法
- 言語学史としての英語学史
- 現代英語の大規模コーパスの分析とその応用
研究活動の概要(1)18世紀に編纂された規範的英文法を研究している。18世紀中葉に活躍した英国の文法家 James Buchanan の著作(文法書や辞書など)を歴史社会言語学的な観点から研究している。当時の社会や教育状況からなぜ規範的英文法が必要とされたのか、いかに文法書が関わってきたのか、その意図はどこにあったのかなどを研究している。また、当時の作家たちが使用していた用法と規範的英文法との相違についても彼の文法書を分析しながら考察している。
(2)コーパスを用いた現代英文法・語法を研究している。現代英語の大規模コーパスを分析することにより、規範的英文法(学校英文法)で学習する文法・語法と、現れる実際の文法・語法の相違について研究している。また、その成果を実際の英語教育の場に応用している。- 希望する
連携内容 -
- 言語学史としての英語学史や日本語学史など学際的研究
- 規範的英文法としての学校英文法の再評価
- 現代英語の分析と応用(テキスト開発など)
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獣医学部 獣医学科
- 講師
Curtis Timothy
- 研究分野
外国語教育(英語)
- キーワード
英語、外国語、教育、語彙、文法
- 研 究
テーマ -
- 英語の語彙と文法
- 多読
- 内容重視言語教育
研究活動の概要英語や他の外国語の獲得を容易にする方法を見つけることに興味を持っています。したがって、私の研究は語彙や文法の獲得と、多読や内容重視教育を含む効果的な教育法に重点を置いています。
- 希望する
連携内容 -
- 英語の語彙と文法
- 多読
- 内容重視言語教育
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獣医学部 獣医学科
- 講師
林 慶
- 研究分野
寄生虫学、獣医寄生虫学、分子系統学、分子生物学
- キーワード
寄生虫、吸虫、条虫、線虫、蠕虫、進化、遺伝子
- 研 究
テーマ -
- 寄生虫の分子系統・進化・拡散と宿主の関係を明らかにする。
- 寄生虫の生態や進化の方向性とその意義を探る。
- より簡便な寄生虫の診断・同定法を確立する。 など
研究活動の概要寄生虫の生存にとって「宿主」となる動物は無くてはならない存在です。 その長い進化の歴史の中で、 寄生虫は宿主の進化に合わせて自らも進化し、宿主の移動に伴って広がってきました。私は、文字通り宿主に寄り添って生きてき寄生虫の歴史と、その大胆な生存戦略を探る試みをしています。 具体的には、宿主動物の進化や移動 といった生物地理学的な現象が寄生虫の分布や個体群に与えた影響について、 分子系統学を用いて解析しています。 また、 吸虫類や条虫類の宿主体内での動きと病態のメカニズムについて、宿主との共進化 や寄生虫の生存戦略という視点で研究を行っています。
- 希望する
連携内容 -
- 寄生蠕虫類の実験生物学的な研究 (宿主体内での動き・免疫・病理 など)
- 宿主となりうる家畜・野生動物の生物地理学的研究
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獣医学部 獣医保健看護学科
- 教授
木 村 展 之
- 研究分野
実験病理学、細胞生物学、汎動物学
- キーワード
老化、認知症、メンブレントラフィック
- 研 究
テーマ -
- 霊長類モデルを用いた認知症の病態メカニズム解明
- ヒトと動物における老年性疾患の予防に向けた研究
- 神経活動におけるメンブレントラフィックの役割について
- 地球温暖化への生物学的適応力獲得に向けた研究
研究活動の概要アルツハイマー病(AD)は認知症を引き起こす最も主要な神経変性疾患ですが、実はげっ歯類を除くほぼ全ての哺乳類の脳でも、老化に伴いAD患者と同じ病変が形成されます。また、近年は獣医療の進歩に伴いイヌやネコなどの伴侶動物が長生きできるようになりましたが、その反面、認知症を発症するイヌが増加しています。近年、動物種の違いにとらわれずヒトと動物の病気を一緒に診る・研究する汎動物学(ズービキティ)という考え方が世界で広がっています。私はこの汎動物学の考えに基づき、ヒトと動物の生物学的な共通点に着目して、認知症の予防や健やかな老化の実現に貢献するための研究を行っています。また、私たちの体を構成する1つ1つの細胞内で働く物流システムであるメンブレントラフィックに注目し、細胞レベルでの物流の変化が脳神経機能にどのような影響を及ぼすのかについても研究を行っています。
- 希望する
連携内容 -
- 神経変性疾患の病態解明や治療法開発を目的とする研究
- 老化に伴う生体機能低下に関する研究全般
- 細胞内輸送系に関する研究全般 など
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獣医学部 獣医保健看護学科
- 講師
戸 田 修 司
- 研究分野
国際人権法、国際法、世界法
- キーワード
国際人権、人権の普遍性と特殊性、アフリカ・アジアの人権
- 研 究
テーマ -
- 国際人権の方法論(人権の普遍性と特殊性)
- アフリカにおける人権(アフリカ人権憲章における個人の義務)
- 世界人権宣言と慣習国際法 など
研究活動の概要人権は普遍的なものであるということは、今日では常識となっているように思われます。しかし、国際社会では、この普遍的であるはずの人権が必ずしも保障されていない状況を目にすることも事実です。人種や性(ジェンダー)に基づく差別や宗教的背景から生じる人権侵害などは、後を絶ちません。このような問題の背景の1つに、人権という概念そのものは普遍的ですが、国際社会における各地域の特殊な状況(文化的)は異なっているため、全ての地域において同一の基準で人権を実施することは本当に可能なのかという意見があります。私は、人権が有している普遍性と地域における特殊性とは必ずしも対立するものではないと考えています。この見解を追求し明らかにするために、国際社会における人権(国際人権)をどのように取り組むべきか(方法論)を研究しています。そして、1つの事例として、人権について特殊な内容を持つアフリカ人権憲章(ACHPR)に規定された「個人の義務」について取り上げ、この概念が人権の普遍性と相容れないものなのかどうかという観点から検討しています。また、人権の普遍性を根拠づけるものは何なのかについても研究しています。特に第二次世界大戦終結以降、国際連合を中心に数多くの国際的な人権条約が作成されてきましたが、その出発点となった世界人権宣言(UDHR)を今日慣習国際法と認定することが可能なのかどうかについても研究しています。
- 希望する
連携内容 -
- 国際法と国内法
- 歴史的文化的背景に関する地域研究
- 日本における人権実施(日本国憲法) など
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教育推進機構 基盤教育センター
- 教授
三 木 恒 治
- 研究分野
ドイツ文学
- キーワード
ドイツ、ロマン主義、映像論
- 研 究
テーマ -
- ドイツロマン派の文学
- ドイツ・サイレント映画、フリッツ・ラング、フリードリヒ・ムルナウ、
- 現代ドイツの社会問題を扱った映画、映像論
- コトワザ全般の研究
研究活動の概要ノヴァーリス、ティーク、アイヒェンドルフら、ドイツロマン派の文学の研究に長年取り組んでいます。また近年では、F.ムルナウ、F.ラングを中心とする、ドイツのサイレント~トーキー初期にかけての映画、映像論の研究をはじめ、現代ドイツの諸問題(東西ドイツ統一の弊害や外国人労働者の問題)を題材とした映画の研究にも取り組んでいます。そうした主要分野と並行して、ことわざの研究と一般向けの啓蒙活動にも従事しております。
- 希望する
連携内容 -
- 「映画に見る現代社会の問題点」について、ドイツだけでなく他の地域において見られる映像、現象についての研究。ことわざの多角的な解釈について。
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教育推進機構 基盤教育センター
- 講師
西 川 憲 一
- 研究分野
英語教育学、第二言語習得論(SLA)、学修(学習)支援
- キーワード
SLA, EAP/ESP, 教科指導法, 動機づけ、自律的学習者育成
- 研 究
テーマ -
- 積極的なリーディングを促すための指導法
- メディアを活用した言語指導
- 学士課程教育における外国語教育の位置づけ
- 学習者中心の英語教育とは
研究活動の概要英語教育学を専門とし、中学・高等学校等での教授実践経験から、どのようなアプローチを行うことで英語学習者がその語学力を向上させることができるか、また自律した英語学習者になりうるかということについて、各学習段階別にさまざまな観点から研究を行っています。
例えば、大学のような高等教育段階においては「情報収集」としてさまざまな文献を読む必要がありますが、その際どのような点(文法、語彙、背景的知識など)に留意して読み進めると効果的に情報収集を進めていくことができるか、またそれは学習者特性によって変動はあるのかといったことを解明したいと思っています。また、動機づけや理解促進のツールとして、あるいは英語を苦手とする学習者へのリメディアル的アプローチの手段として、音楽や映画などのメディアをどのように英語教育に効果的に取り入れていくかについても研究を行っています。
加えて、C. K. Ogdenが「発見した」としている”BASIC English”は当時の国際化を視野に入れて英語の持つ言語的特徴を巧みに取り込んだもので、時を経てもその発想と成果は今でもとても有意義なもので広く影響を与えています。このBAISC Englishの発想を基に、英語非母語話者向けの学習教材を将来的には作成できたらと考えています。- 希望する
連携内容 -
- 効果的なリーディング指導についての研究
- メディアを活用した言語指導
- 学習支援体制についての研究
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教育推進機構 教職支援センター
- 教授
髙 橋 信 幸
- 研究分野
探究的な学び、情報科教育、理科教育
- キーワード
探究、情報科、理科、STEAM、ICT活用
- 研 究
テーマ -
- 探究活動の教授学習方略
- プログラミング的思考力の測定と育成
- 探究活動教材の開発 など
研究活動の概要総合的な探究の時間や各教科の探究活動が学習指導要領に盛り込まれ、各学校で実施されるなど、21世紀型学力を育成する学習活動として児童生徒が仲間と協力して探究的に学ぶ教授学習方略が注目されています。また、GIGAスクール構想によりICTの活用がこのような学習活動の場面に求められています。
私は、このような時代が求める教育活動である探究的な学びの実践事例をもとに、その効果的な教授学習方略の研究を行っています。特に情報科では実習が重視され、生徒が主体的にICTを活用して学ぶことで「情報理論」や「情報倫理」「プログラミング的思考力」「情報活用の実践力」を身につけるような学習教材の開発と指導案の蓄積が待たれているところです。高橋研究室では、このような教材を開発し、実践の事例を分析することや、その効果を検証する基となる児童生徒の資質・能力を測定する方法について研究を進めています。- 希望する
連携内容 -
- ICTを活用した情報学習教材の開発研究
- プログラミング的思考力を育成するアプリや教材の研究
- ものづくりを通して学ぶSTEAM学習教材の共同開発 など
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学生支援機構 グローバルセンター
- 准教授
谷 川 依 津 江
- 研究分野
日本語教育、教育工学
- キーワード
学習動機、国際バカロレア、日本語教師養成
- 研 究
テーマ -
- 学習動機につながる授業デザイン
- 振り返りを用いた授業改善
- 日本語教師に求められる資質・能力
研究活動の概要外国語の学習を含め、様々な学習の場面において学習意欲の向上が効果的な学びにつながると言われています。特に外国語学習においては、環境や学習経験が学習意欲に密接に関係していると言われています。どのような学習体験が高い学習動機につながるのかを明らかにし、効果的な授業の枠組みの構築を目指しています。
また自身の授業実践について、自分で、または他者と協働して振り返ることで、授業改善につなげられるよう、教師養成課程や外国語教員のためのFDにおいてどのように振り返りを行うかを研究しています。- 希望する
連携内容 -
- 学習動機につながる授業デザイン
- 振り返り(リフレクション)と授業改善
- 日本語教師に求められる資質・能力
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研究・社会連携機構 建築歴史文化研究センター
- 特担教授
江 面 嗣 人
- 研究分野
日本建築史、文化財保存修復、町並み保存
- キーワード
歴史的建造物、文化財、保存、活用、修理
- 研 究
テーマ -
- 近世および近代の社寺建築、住宅建築の調査研究
- 歴史的町並み・集落の調査研究(市町村委託事業等)
- 文化財建造物修理に必要な技術者および修理用資材の確保の研究
- 海外における住宅の調査研究(フィリピン、ブータン、フィジー、韓国) など
研究活動の概要人口減少の進む多くの市町村では、地域の活性化のために、まちづくりや観光などに地域の「歴史」や「文化」を活かす努力をしていますが、まず、地域にどのような価値のある歴史や文化があるのかを学術的に明らかにし、その有効な活用方法を考えることが必要です。当センターでは、歴史的建造物や町並み等の実測調査を行って、文化財レベルの価値や活用の方法を研究し、県や市町村等に報告、提案を行っています。また、文化財に関わる活用学の研究を学術的なレベルで進め、地域貢献を目的とし、文化的思考能力をもった人材の育成や教育を行っています。海外では、当センターがもつ独自の痕跡調査による復原方法を活かして、フィリピン、ブータン、フィジーなどにおいてこの技術の移転や技術者等の育成を行っています。
- 希望する
連携内容 -
- 歴史的建造物の指定および登録のための調査委託
- 文化財建造物修理工事における技術指導および総合監修
- 町並み保存調査および住民説明の業務委託
- 文化財保護にかかる研修事業 など