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獣医学部 獣医学科
- 講師
藤 井 ひかる
- 研究分野
ウイルス学
- キーワード
感染症、ウイルス、遺伝子組換え、宿主特異性、疫学
- 研 究
テーマ -
- ヘルペスウイルス宿主特異性決定機構の解明
- ヘルペスウイルスー宿主間相互作用の解析
- SFTSウイルス及びその近縁ウイルスの病態発現機構の解析
- ヘルペスウイルスを中心とした疫学調査
研究活動の概要
200種以上存在するヘルペスウイルスのほとんどは、宿主特異性が非常に高いという特徴を有しています。そのため、in vitroでの培養系の確立がなされていないものや、実験動物を用いたin vivoでの病態評価系が確立されていないものが多く、詳細なウイルス増殖機構の解析や病態発現機構の解析を行う上で大きな妨げとなっています。そこで、ヘルペスウイルスの宿主特異性が如何にして決定されるのかについて、組換えウイルスを作製し、ウイルス因子同士や宿主因子との相互作用について解析することで解明します。また、感染症研究の基盤である疫学調査を通じて、様々な地域の様々な動物から検出されたヘルペスウイルスの遺伝子配列の特徴と進化、生息地域別特性や病態の特徴との関連性についても解析を行います。
また近年、四国地方をはじめとする西日本において、致死率が20%と高い、重症熱性血小板減少症が発生しています。この原因となるSFTSウイルスはダニによって媒介され、ヒトのみならずネコをはじめとする動物にも感染し、人獣共通感染症としても重要です。このSFTSウイルスに近縁なウイルスであるハートランドウイルスは、やはりダニによって媒介されますが、致死率はSFTSウイルスのそれと比較すると低く、宿主域もSFTSウイルスのそれと比較すると狭いと考えられています。これら2種のウイルスを比較することで、病態発現機構や宿主特異性の決定機構について解析していきます。- 希望する
連携内容 -
- 病理学
- 統計学
- 生態学
- 蛋白質解析 など
















