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研究・社会連携機構 古生物学・年代学研究センター
- 教授
豊 田 新
- 研究分野
年代学、線量計測
- キーワード
電子スピン共鳴年代測定、地球表層、被曝線量
- 研 究
テーマ -
- 第四紀環境変動の年代学的研究
- 堆積物の運搬過程の解明
- 放射線事故による被曝線量の定量
研究活動の概要電子スピン共鳴、光刺激ルミネッセンス、放射線計測などの物性物理学的手法を用いて、第四紀の火成活動、断層運動、堆積物などの年代測定を行っています。この手法を応用し、鉱物の格子欠陥を用いて堆積物の起源推定手法を開発し、モンゴルの恐竜化石産出堆積層の層序の同定などに応用しています。
- 希望する
連携内容 -
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研究・社会連携機構 古生物学・年代学研究センター
- 特担教授
石 垣 忍
- 研究分野
古生物学、地質学、博物館学
- キーワード
恐竜、足跡化石、古生態、行動、モンゴル、博物館、来館者研究、展示
- 研 究
テーマ -
- 化石や現生の足跡をもとにした四足動物の姿勢や運動の解析
- 足跡化石をも とにした恐竜の社会行動の解明
- 生痕化石の生成保存過程の解明
- 岡山産出の化石研究、博物館展示や来館者行動の調査研究
研究活動の概要地層の表面に残された膨大な量の足跡化石は、過去の地球が現在に残してくれた絶滅動物の生活記録です。これらの貴重な記録を解析することにより、姿勢や運動、社会行動など骨や歯の化石からはわかりにくいことが見えてきます。 現在は、モンゴルの白亜紀やモロッコのジュラ紀の地層に残された恐竜の足跡を使って、彼らの体と生活の復元を試みています。また、現生の動物の足跡と行動の関係や、「足跡化石」の形成過程も研究対象で、学生と一緒に、カメや鳥類が現在の水辺に残した足跡を研究しています。
岡山理科大とモンゴル科学アカデミー古生物学研究所がモンゴルのゴビ砂漠で行っている共同調査は、あらゆる科学の手法を使って恐竜の謎に挑む事業で岡山理大の特徴を生かして継続的に研究を続けます。
恐竜をはじめとする古脊椎動物の化石は博物館では展示の目玉として存在感がありますが、まだまだ展示改善の余地はあります。観客にとって博物館体験をより良いものにするための研究にも取り組んでいます。右:モンゴル国ゴビ砂漠シャルツァフで発見された中型の獣脚類(肉食恐竜)の集団走行の跡。
- 希望する
連携内容 -
- 地面の凹凸(足跡など)を3Dデジタル技術で簡便かつ正確に記録する方法
- 四足動物のロコモーションに関する研究
- 理解しやすく、改善や修復が容易な、人にやさしい展示の開発
- 博物館での来館者の体験をより良いものにするための研究