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研究・社会連携機構 研究・社会連携センター
- 教授
中 村 修
- 研究分野
固体電子論(強相関電子系)、薄膜トランジスタ
- キーワード
4f電子系、希土類水素化物、薄膜、半導体
- 研 究
テーマ -
- 希土類水素化物薄膜の基本物性
- 希土類水素化物半導体の薄膜トランジスタ-の開発
- 上記物質の4f電子系としての研究
- 上記物質の価電子帯(水素1Sが主)のホール伝導の研究
研究活動の概要現在、実用化されている半導体は、固体の電子論の立場で述べると、一電子近似の考え方が有効な物質です。ところが、近年、このような考え方が通用しない物質群に注目が集まっており、強相関電子系と呼ばれています。これらの物質は、通常の物質に見られない特異な特性を示します。このような物質群の中から、希土類水素化物半導体としてYbH2を選び、それを中心にして新しい機能を有する材料やデバイスの開発を目指します。
- 希望する
連携内容 -
- YbH2希土類水素化物半導体TFTの開発
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研究・社会連携機構 研究・社会連携センター
- 教授
濱 谷 義 弘
- 研究分野
関数差分方程式・関数微分方程式の解の定性的性質の研究
- キーワード
安定性、周期解、概周期(族)解、Liapunov関数
- 研 究
テーマ -
- 関数差分方程式の概周期族の解の存在定理の構築
- 関数差分方程式、関数微分方程式の数理生態モデルへの応用
- 関数差分方程式、関数微分方程式の数理生体モデル、特にEDモデルへの応用
研究活動の概要最近の研究活動は、時間遅れを持つ拡散反応型偏微分方程式の定常解の大域的漸近安定性の条件を求めることである。その応用例として、SIR,またはSEIR感染モデルがあり、一般論で得られた結果をコンピュータを使って可視化することである(SDGs03)。また、別の重要な研究活動は、時間遅れを持つ関数差分方程式の概周期族解の性質と解の存在定理について、その十分条件である弱い意味での一様漸近安定などと同値な条件を見つけることである。上記の応用例として、放射能微小被爆やCOVID-19の副作用による機能性ED(Erectile Dysfunction)モデルを構築し、それを解析することにより、実際の症例に合わせて方程式の係数の条件を決定することを研究中である。さらに、この構築したモデルが、泌尿器科臨床医の協力の下、放射能微量被爆やCOVID-19の副作用による機能性EDの症例を上手く説明しているEDモデルかどうかを性医学的見地からも検証する(SDGs03,SDGs15)。
- 希望する
連携内容 -
- 関数微分方程式の定性的理論、離散力学系
- 数理生体学、数理生態学、数理社会学、機能性ED、COVID-19など