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生物地球学部 生物地球学科
- 准教授
宇 高 寛 子
- 研究分野
生物学、動物生理学
- キーワード
生活史、分布、昆虫、ナメクジ
- 研 究
テーマ -
- 昆虫やナメクジ類の季節適応機構の解明
- 陸生無脊椎動物における低温耐性機構の解明
- 外来種分布調査におけるシチズンサイエンスの役割
研究活動の概要
昆虫やナメクジといった陸生無脊椎動物が、環境の変化に適応するしくみを研究しています。野外採集や実験室の飼育により、生活史形成に日長や温度が果たす役割やその地理的変異、低温への耐性のしくみについても研究を進めています。近年は、シチズンサイエンス(プロジェクトサイエンス)プロジェクトによる、新しい外来種ナメクジの分布調査なども行っています。
- 希望する
連携内容 -
- 昆虫の生活史や温度耐性に関する解析
- ナメクジ類の生態・分類
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生物地球学部 恐竜学科
- 教授
加 藤 敬 史
- 研究分野
古脊椎動物学、系統分類学
- キーワード
哺乳類、齧歯類、古第三紀、新第三紀
- 研 究
テーマ -
- 東アジアにおける陸生哺乳類の進化と適応放散
- 中生代海生爬虫類の研究 など
研究活動の概要
日本では、ネズミやモグラほどの大きさの小さな哺乳類化石は、古い時代の地層からはほとんど発見されていません。これは、小型哺乳類化石の探索が、石灰岩の割れ目や洞窟にたまった堆積物を中心に行われているため、これらの堆積物がほとんど存在しない80万年より古い時代の小型哺乳類はほとんど発見されていません。私は新たな手法を用いることで、350万年前と2,600万年前の地層から小型哺乳類化石を抽出することに成功しました。これまでゾウやシカといった大型の哺乳類だけが報告されていた日本の化石哺乳類相に、新たな要素を追加し、東アジアでの哺乳類相の移り変わりを明らかにしようとしています。


- 希望する
連携内容 -
- 古脊椎動物に関連した研究
- 小型脊椎動物化石の抽出方法に関する研究
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生物地球学部 恐竜学科
- 教授
實 吉 玄 貴
- 研究分野
地質学、堆積学、古生物学
- キーワード
古環境解析、地質調査、化石成因論
- 研 究
テーマ -
- モンゴル中生界の地層形成過程と恐竜化石研究
- ケニア古人類化石発掘と古環境解析
- 現生河川堆積物(旭川)の時系列変化に関する研究
- 奈義町周辺に分布する中新統の古環境解析
研究活動の概要
モンゴルやケニア、岡山県北部などで化石発掘に関わりながら、地質学的調査に基づいて古環境の復元を行っています。また産出化石と産出層の関係から、小動物(小型脊椎動物化石や昆虫類化石、無脊椎動物化石など)を含めた当時の生態全体の復元も行っています。化石標本を用いた、展示・ワークショップ・講演会など、生涯学習活動も積極的に行っています。

- 希望する
連携内容 -
- 岡山県内の堆積層調査
- 県内の沖積平野ボーリング調査(平野の堆積作用解明)
- 地球環境変遷や化石標本を用いた生涯学習活動
-
生物地球学部 恐竜学科
- 教授
辻 極 秀 次
- 研究分野
再生医療、腫瘍
- キーワード
硬組織(骨、軟骨、歯)、幹細胞、再生、微小環境
- 研 究
テーマ -
- 骨や歯等の硬組織を主体とした再生医療
- 腫瘍実質および間質との細胞間相互作用解明
- 腫瘍微小環境の解明と新規治療法の開発
研究活動の概要骨粗鬆症、変形性関節症、歯周病など硬組織に関連した疾患は多く、また高齢化社会の到来によって患者は増加しつつあります。本研究室ではこれら疾患の治療を目的として、成長因子、細胞外微小環境、幹細胞の3つをキーワードに硬組織(骨、軟骨、歯)再生研究を展開しています。

- 希望する
連携内容 -
- 骨粗鬆症予防薬など有用物質の探索
- 新規生体材料の開発
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教育学部 初等教育学科
- 教授
保 森 智 彦
- 研究分野
算数、教師教育、割合指導
- キーワード
算数,授業に関する知識,熟達化,割合の学習
- 研 究
テーマ -
- 大学生や現職教師の授業に関する知識の研究
- 教師の適応的熟達化に関する研究
- 小学校算数の割合学習に関する研究
- 自然言語処理における新しい発話分析の研究など
研究活動の概要
研究活動の主な柱は2点です。
1点目は,「割合の見方・考え方を育てる系統表の開発及び指導法の研究」です。我が国の児童は割合の見方や考え方に大きな課題が見られます。各学校においては,この課題克服に向けて日々尽力されています。そこで,私はその支援をねらいとして,学校の組織全体で児童の割合の見方・考え方を育成するための研究を進めています。その一例として,各学年ごとの割合の見方・考え方を育てるためのポイントを整理し,学年間の系統性が分かる表を開発し,見える化しました。
2点目は,「学習指導における教師の人材育成」です。これからの教師は多様な学習者に臨機応変に対応しながら,適応的に指導できる人材が求められます。私は,この要請に伴い,若手の教師や中堅の教師が,熟達化したベテラン教師の学習指導のエッセンスを吸収し,適応的に熟達するための自己研鑽ツールとして省察マトリクスを開発しました。このツールを用いたマトリクス省察法によって,身近に熟達したベテラン教師がいなくても,自己診断しながら成長していけるようにしています。
以上の研究活動の柱によって,学校現場の子供達や先生方が元気で楽しく学習及び指導ができるよう支援しているところです。- 希望する
連携内容 -
- 自然言語処理における新しい発話分析の研究 など
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教育学部 中等教育学科
- 教授
長 谷 部 葉 子
- 研究分野
教育学、社会学、社会心理学
- キーワード
教育、域産官学連携、地方創生、異言語異文化コミュニケーション、食と農
- 研 究
テーマ -
- 異言語異文化コミュニケーション・カリキュラムデザイン・教員育成
- 教育を基盤とした域産官学連携による地方創生
- 教育を基盤としたソーシャルトランスフォーメーション など
研究活動の概要
上記の3項目を実践的に国内外の現場に赴いて取り組んでいます。海外で代表的な取り組みは、アフリカコンゴ民主共和国での小中高等学校建設・運営、日本・コンゴ言語・文化交流センター建設・運営、日本語教育の導入と定着、ソーシャルトランスフォーメーションの実践として、アントレプレナー育成プログラム、日本研修などに、持続可能なパートナーシップ実現のためのプロセスを特に重視した、協働型関係性構築の実現をテーマに研究しています。同様に教育を基盤に、日本国内でも鹿児島県、山口県、秋田県、長野県、青森県、神奈川県、でも同様の研究を教育を基盤に「農と食」に絞って、実践研究を行い、現在に至っています。4月に着任して日が浅いため、前任校で作り上げた基盤を参考事例として、岡山理科大で新たな研究拠点づくりを始めています。
- 希望する
連携内容 -
- 教育×農業×食=持続可能な地域の暮らしと職の創出に関する研究
- 地域性×教育研究機関の専門性の協働を創出するプロセスに関する研究
- 地域との連携による幼・小・中・高の魅力化に関する研究
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教育学部 中等教育学科
- 講師
野 口 尚 志
- 研究分野
日本近代文学
- キーワード
昭和文学、太宰治、象徴主義、探偵小説、戦時下の文学
- 研 究
テーマ -
- 象徴主義の詩論と小説の方法論の関係
- 小説における詩と探偵小説・映画の融合
- 戦時体制の文学への影響 など
研究活動の概要
太宰治を新たな小説の方法や文体を生み出そうとした作家として研究してきました。つまり、前衛作家としての太宰治です。特に初期作品は失敗作も含めて小説の枠組みを問い直すような作品で満ちています。そうした方法論はどこから来たのか、また戦時の言論統制下でその方法をどのように活かしていったのか、といったことも考えてきました。近年は他の作家の作品とともに、探偵小説や映画との関係から太宰の作品を読み解きたいと思っています。
- 希望する
連携内容 -
- 海外の詩の受容の研究
- 文体とパフォーマンスの研究
- 草創期の映画と文学の関係についての研究 など
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経営学部 経営学科
- 教授
内 田 誠
- 研究分野
国際企業経営、ビデオゲーム開発、プロジェクトマネジメント
- キーワード
エンターテインメント、ビデオゲーム、グローバル企業経営
- 研 究
テーマ -
- ITビジネスにおける国際企業経営
- ビデオゲーム開発ツールの変遷
- ビデオゲーム開発者に要求されるスキル
研究活動の概要
世界には1,110万人と言われるゲーム開発者が存在し、その数は年々増加の一途を辿っています。彼らに求められるスキルは、新たなプラットフォームの登場、ゲームジャンルの多様化、そしてテクノロジーの急速な進化によって常に変化し続けています。IT業界を牽引するほど高度な専門知識が求められる分野がある一方で、全くの未経験者でも人気ゲームを開発できるほど高機能な開発ツールも登場しており、これらを駆使する人々もまた、立派な開発者として活躍できる時代となりました。本研究室では、このようなビデオゲーム開発者に求められるスキルの変化と将来展望について、世界のビデオゲーム市場動向とデジタル技術の進歩を調査・分析することで読み解きます。
同時に、日本国内外の開発者たちの現状と課題を調査することで、変化の激しいゲーム業界において企業が持続的な成長を遂げるための戦略や、そこで求められる人材育成のあり方について考察を深めます。- 希望する
連携内容 -
- 国際企業におけるITビジネス戦略
- ビデオゲーム開発人材の育成
- デジタルゲーム市場の国際マーケティング情報
-
経営学部 経営学科
- 教授
山 口 隆 久
- 研究分野
金融、企業戦略、マーケティング・イノベーション
- キーワード
CRM、価値共創、地域金融、PBL
- 研 究
テーマ -
- 顧客起点経営
- 情報共有型次世代CRM(顧客関係性管理システム)の開発
研究活動の概要
山口研究室がアクシス(株)と共同開発したTCI(統合顧客情報システム)は、企業内のそれぞれのシステムで情報が分散されていた顧客情報を一つのデータベースに統合集約し、正確な顧客情報の収集・分析・共有を実現しています。そして何よりも全社員が操作・活用できる仕組みとなっており、結果として、付加価値を生む情報インフラとしての役割を果たしていると考えています。

これからの企業は、特定の部署や人材がCRMを行うのではなく、全社員が情報を共有・活用して、顧客の立場で問題解決を図りながら、付加価値を生む提案を行うことが重要です。- 希望する
連携内容 -
- 新しいマーケティング概念を取り入れた次世代型CRMの開発
- 顧客との価値共創に関する顧客起点型マーケティングの理論化・具現化
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経営学部 経営学科
- 准教授
本 下 真 次
- 研究分野
国際経営、営業・マーケティング戦略
- キーワード
価値創造、事業変革、経験学習
- 研 究
テーマ -
- 価値創造主体としての営業
- 営業起点の事業変革
- 経験学習による営業人材の成長 など
研究活動の概要
日本における営業は販売(セールス)と混同され、マーケティングの下位概念として扱われることが多いのが現状です。しかしながら、実際の企業における営業は自社と顧客、自社内の各部門、顧客社内の各部門、協力先、国内と海外、さらには社会を「つなぐ」広範囲な役割を担っています。営業を、単に商品やサービスを売ることではなく、事業変革や社会課題解決のプロセスと位置づけ、価値創造の主体として研究しています。

- 希望する
連携内容 -
- 価値創造できる営業人材の育成
- 社会課題解決型の新規事業創出
- 営業とセールスの活動実態の国際比較 など
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経営学部 経営学科
- 講師
藤 原 美 佳
- 研究分野
データサイエンス
- キーワード
データの視覚化、多変量グラフ、データ分析
- 研 究
テーマ -
- 多変量グラフの開発とその評価
- 多変量グラフを用いた購買行動の分析
研究活動の概要データの分析を行う際、グラフ表現を利用することにより、数値だけではわかりにくいデータの特徴を直観的かつ容易に把握することができます。
これまで数多くのグラフが開発されていますが、新たに、多変量データの特徴やクラスターの特徴を可視化するための手法の考案・開発を行っています。例えば、変量を半円内にベクトルで表して描く星座グラフの考え方を応用した拡張型星座グラフなどを提案・開発し、その有用性の検討を行っています。
下図は、拡張型星座グラフをスコッチウイスキーのフレーバーデータに適用し,フレーバーの特徴評価を行ったものです。グラフを見ると各クラスタが明確に分類されていることがわかります。また、描かれた線(パス)を見ることでデータの性質を読み取ることもできます。br/>
- 希望する
連携内容 -
- 多変量グラフを用いたデータの可視化に関する研究
- データ解析
-
獣医学部 獣医学科
- 教授
岡 村 泰 彦
- 研究分野
獣医臨床腫瘍学、小動物外科学
- キーワード
機能温存手術、腫瘍マーカー、化学療法
- 研 究
テーマ -
- 骨軟部腫瘍に対する機能温存
- 新規腫瘍マーカーの有用性の検討
- キサンチン誘導体の抗腫瘍効果の検討
研究活動の概要「がん」は日本人の2人に1人がかかるといわれ、国民病といっても過言ではない状況にあります。実は同様なことがコンパニオン・アニマルである犬や猫でも起きています。実験的に発生させた「がん」ではなく自然発症した動物の「がん」を治療・研究することで動物だけでなく人の「がん」の治療に応用することを目指し研究を行っています。
- 希望する
連携内容 -
- 比較腫瘍学に関する研究
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獣医学部 獣医学科
- 教授
作 道 章 一
- 研究分野
食品衛生学、ウイルス学
- キーワード
プリオン、ウイルス、殺菌、滅菌、ガスプラズマ、オゾン
- 研 究
テーマ -
- 新しい殺菌・滅菌・消毒技術の開発
- プリオンやウイルスの不活化メカニズム
- プリオンやウイルス感染症の発症メカニズム
研究活動の概要
微生物汚染は食品ロスの一番の原因となっています。一方、我が国ではポストハーベスト農薬使用が禁止されており、農産物を収穫後に殺菌を行う有効な方法がありません。このため、収穫後の農産物を有効に殺菌できる技術が求められています。そこで、安全で効率的に農産物や食品の殺菌を行う技術の確立を目指し研究を行っています。これまでに、選果・集荷中に用いることのできるガスプラズマ殺菌装置を開発しました。

また、岡山理科大学獣医学部にはインフルエンザウイルスやプリオン(最も不活化の難しいとされる病原体)など、バラエティーに富んだ病原体を扱うことのできるバイオセイフティー実験施設が整っています。そこで、これらの病原体に対する消毒剤や各種材料の抗ウイルス効果とその不活化メカニズムを研究します。様々な企業(新しい洗剤、消毒薬などの商品を企画・開発する企業)と連携を進め、製品評価や技術開発のお手伝いをしたいと考えております。- 希望する
連携内容 -
- 食品分野における非加熱殺菌技術の開発
- 製品の抗菌・抗ウイルス効果の評価(消毒剤や加工繊維など各種材料を対象)
- 滅菌装置の製品評価(プリオン不活化効果含む) など
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獣医学部 獣医学科
- 教授
篠 塚 康 典
- 研究分野
産業動物臨床学
- キーワード
牛乳房炎、乳房内細菌叢
- 研 究
テーマ -
- 牛の乳中細菌叢の網羅的解析
- 乳中細菌叢を利用した新しい乳房炎予防・治療の応用可能性探索
研究活動の概要
これまで牛の乳房内は無菌と考えられてきましたが、実は健康な乳房内には様々な細菌が常在し集団を形成していることがわかり、これは「乳房内細菌叢」と呼ばれています。当研究室では牛乳汁中に含まれる細菌DNA(16S rRNA遺伝子)を網羅的に解析することで乳房内細菌叢の組成を調べる技術を確立しました。この技術によって、健康牛の乳房内細菌叢組成は乳中体細胞数の増加に伴ってKocuria属菌の割合が減少し、Corynebacterium属菌の割合が増えることを明らかにしました(左図)。また、乳房内細菌叢組成と牛乳中に含まれる免疫物質(ラクトフェリン)の量は関連している可能性もわかってきました(右図)。これらの成果を、牛乳房炎に対する新しい治療法開発だけでなく、乳房内自然免疫を利用した新しい乳房炎予防法への応用も目指して研究を行っています。

- 希望する
連携内容 -
- 乳房内細菌叢の戦略的活用
- 牛乳房炎の新規予防法の開発
- 牛乳房内細菌叢に生菌製剤が与える影響 など
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獣医学部 獣医学科
- 教授
畑 明 寿
- 研究分野
臨床検査学、環境衛生学
- キーワード
臨床検査、薬剤耐性、腸内細菌、ヒ素、分析
- 研 究
テーマ -
- ヒトと動物の臨床検査技術の研究開発
- ワンヘルスの考えに基づいた薬剤耐性菌の調査
- 食品の安全性、機能性に関する研究 など
研究活動の概要
分析化学、特に臨床検査の技術を軸とし、ヒト、動物、環境、食品の健全性の評価や、その手法の開発を行っています。
質量分析装置を用いた微量物質分析(ヒ素など)、細菌の薬剤感受性試験、血液生化学検査を得意としています。
近年では中四国の自治体や企業との共同研究を行い、食品ロス削減、食材付加価値向上を目指した加工法の開発や、食品の機能性成分の体内動態の評価、炎症マーカーの新規検査技術の開発を進めています。- 希望する
連携内容 -
- 血液検査
- 微生物検査
- 食品検査 など
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獣医学部 獣医学科
- 教授
渡 辺 俊 平
- 研究分野
ウイルス学、進化生物学、感染免疫
- キーワード
パラミクソウイルス、コウモリ、膜融合、BSL4、Quasispecies
- 研 究
テーマ -
- 高病原性人獣共通感染症ウイルスの病原性発現機構の解明
- パラミクソウイルスの神経感染機構の解明
- コドン最適化技術を用いたワクチンの開発
研究活動の概要
2014年のアフリカにおけるエボラウイルスの大流行は、高病原性の新興感染症ウイルスの脅威を世界に改めて意識させました。1994年にオーストラリアで発生したヘンドラウイルス、1998年からアジアで報告されているニパウイルス、2001年のSARSコロナウイルス(CoV)、2012年から報告されているMERS CoVなど次々と新たなウイルスが出現しています。近年日本でもダ二が媒介する重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)が発見されています。バイオセーフティーレベル(BSL)3の実験室を使用して、また海外のBSL4施設との共同研究を通して、高病原性ウイルスの病原性発現機構の解明を目指します。
これまでにオーストラリアとの共同研究において、私はニパウイルス・ヘンドラウイルスの人工合成系を開発しました。そこで遺伝子変異を導入した組み換えウイルスの性状解析を行い、、リバースジェネティクス(逆遺伝学的手法)を用いて元ウイルスの性状を明らかにしていきます。さらには弱毒化ウイルスを合成することで、効果的で安全なワクチンの開発を目指します。

- 希望する
連携内容 -
- 感染病理学(病理学)
- バイオインフォマティクスや有機・無機合成化学を駆使した抗ウイルス剤の開発(情報工学・薬学)
- 野生動物の疫学的研究(動物生態学)
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獣医学部 獣医学科
- 准教授
杉 本 佳 介
- 研究分野
循環器
- キーワード
獣医学
- 研 究
テーマ -
- 猫の心筋症
- 犬の慢性弁膜症
- 先天性心疾患 など
研究活動の概要犬猫では、心疾患の罹患率は高いものの、病態の解明や、治療方法は未だ確立されていません。そこで、病態の解明、新規治療方法、早期診断の方法について研究を行っています。

- 希望する
連携内容 -
- 新奇デバイスの開発
- 再生医療
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獣医学部 獣医学科
- 准教授
田 川 道 人
- 研究分野
臨床腫瘍学、獣医内科学、臨床病理学、腫瘍免疫学
- キーワード
犬、猫、がん、リキッドバイオプシー、細胞診、抗がん剤曝露
- 研 究
テーマ -
- 犬と猫の新規腫瘍診断マーカーの開発
- 獣医療におけるリキッドバイオプシーの確立
- 動物病院における抗がん剤曝露リスク調査 など
研究活動の概要
飼育方法の改善や獣医療の進歩によってペットの平均寿命は飛躍的に伸びており、人と同じくペットの半数はがんで無くなると言われています。動物は人と違い、病気があってもそれを表に出さずにいることが多く、気が付いた時には進行してしまい治療が困難となっていることも多いです。人の医療ではCTやMRIといった高度画像診断や様々な”がんマーカー”が活用されていますが、獣医療で利用可能な”がんマーカー”なく、高度な画像診断を行うためには高額な費用と全身麻酔が必要となります。“がん”の病態を正確に反映する疾患マーカーがあれば飼い主と患者動物は麻酔や検査による負担を避けることや、継続した治療の必要性を客観的に判断することが可能となります。そこで近年、医学で注目されているリキッドバイオプシーと呼ばれる、“血液中に循環する遺伝子を検出する”技術に着目し、ペットの”がん”への応用を研究しています。具体的には腫瘍そのものから放出される遺伝子量の測定や、特定の変異検出により腫瘍の病態評価と診断マーカーとしての有用性を検討しています。

- 希望する
連携内容 -
- 遺伝子解析、バイオインフォマティクスに関する研究
- 人工知能、深層学習に関する研究
- 獣医学におけるがんと緩和治療に関する研究 など
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獣医学部 獣医学科
- 准教授
中 嶋 幸 生
- 研究分野
比較整形外科学
- キーワード
骨の再建外科、生体微小環境
- 研 究
テーマ -
- 整形外科領域における四肢と脊椎の再建外科
- 悪性骨軟部腫瘍に対する集学的治療
- 骨や癌などの生体微小環境の網羅的解析
研究活動の概要病気を患った動物に人医療と同じレベルの獣医療を提供したいと考え、これまで国内外の医学系臨床施設において、整形外科学の分野にて研究を行ってきました。
整形外科学分野においては、人医療で実施されている四肢骨や脊椎の再建外科を小動物領域でも応用したいと考えています。ー例を挙げると、下の写真は前肢に発生した悪性の骨腫瘍を切除した後に骨を再建する手術です。
整形外科疾患に由来する腫瘍においては、切断手術以外に治療法のない難治性がんに対して、国立がん研究センター・愛媛大学整形外科・兵庫県立粒子線医療センター・Karmanos Cancer Instituteとの協力により、重粒子線治療や新規の分子標的による治療の研究を実施しています。小動物領域において、治療をあきらめられた症例に対しても、希望を見出せるよう研究を行っています。
同時に、基礎的な視点からも研究を実施しています。骨やがんをはじめ、あらゆる生体組織は種々の細胞で構成されているため、数えきれない細胞間や分子間の相互作用をすべて解析する手法がこれまでありませんでした。そこで、バイオインフォマティクスの技術を応用して、これらの相互作用を網羅的に可視化するソフトウェアを改変構築し、骨やがんの微小環境の可視化に成功しました。
- 希望する
連携内容 -
- 新規材料を用いた整形外科用インプラントの臨床応用
- さまざまな生体組織の微小環境の解析
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獣医学部 獣医学科
- 准教授
松 田 彬
- 研究分野
獣医内科学、皮膚科学
- キーワード
皮膚バリア、皮膚免疫、薬剤耐性
- 研 究
テーマ -
- 動物用新規外用剤の開発
- 皮膚pHと皮膚バリア
- 犬アトピー性皮膚炎と脂腺細胞
- 犬肥満細胞腫の薬剤耐性 など
研究活動の概要
近年、動物医療においてもスキンケアが重要であることが広く知られるようになってきました。しかしイヌの表皮はヒトの表皮に比べて非常に薄いことが知られており、同じスキンケアを行うことが正しいのか、今のところはっきりしていません。本研究室では、ビーグル犬や培養細胞を用いて皮膚バリアおよび皮膚免疫を調節する様々な因子の研究を行っており、研究成果を動物臨床の現場に還元していくことを目標にしています。
- 希望する
連携内容 -
- 動物の皮膚病をターゲットにした薬剤やサプリメントの開発
- 犬の皮膚細菌叢解析
- 皮膚バリア解析
- その他、動物医療に関わる製品開発 など


