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生物地球学部 生物地球学科
- 教授
福 田 尚 也
- 研究分野
天文学、天文教育、データ可視化
- キーワード
天文教育、3D立体視、流体シミュレーション
- 研 究
テーマ -
- 誘発的星形成の研究
- 四次元デジタル宇宙シアターの構築
- 光赤外天文学、電波天文学
研究活動の概要太陽をはじめとする恒星や、地球をはじめとする惑星がどのような条件で生まれ、星へと成長してきたか、他の天体はどうなっているかといった疑問を明らかにするため、星・惑星形成の天文現象を観測と理論の両方から検証しています。特に星団形成の過程において、大質量星による誘発的星形成に着目しています。
天文教育の観点からは、星空案内人資格認定講座や四次元デジタル宇宙シアターの構築と運営を行っています。- 希望する
連携内容 -
- 天文教育
- 3D立体視可視化システム
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生物地球学部 生物地球学科
- 准教授
木 寺 法 子
- 研究分野
動物生態学、動物行動学、保全生態学
- キーワード
湿地、両生類、爬虫類、島嶼
- 研 究
テーマ -
- 両生類/爬虫類の生態・行動に関する研究
- 海棲爬虫類の進化生態学的研究
- 人間活動による水田生態系への影響評価 など
研究活動の概要時空間的に変動する湿地環境において生物がどのように対応し個体群を維持しているのか、両生類と爬虫類、特にカエルとヘビの行動や生態を調べることでその実態を明らかにしようとしています。水田棲カエル類については、その分布・繁殖フェノロジー・生活史の地理的変異について調べ、農地環境の改変や農事暦といった人間活動がどのような影響をもたらすか、進化・生態・保全生物学的視点にたって解明していくことを目指しています。
- 希望する
連携内容 -
- 両生類・爬虫類の分子生物学的研究
- 湿地生物の長期モニタリング
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生物地球学部 生物地球学科
- 准教授
本 田 充 彦
- 研究分野
観測天文学、惑星形成
- キーワード
原始惑星系円盤、観測装置開発
- 研 究
テーマ -
- 惑星の形成過程の観測的解明
- 彗星などの太陽系小天体の起源
- 天体観測装置や手法の開発
研究活動の概要宇宙には太陽系以外にも惑星が普遍的に存在し、現在も惑星ができつつある現場があります。それが原始惑星系円盤と呼ばれる、若い形成中の星の周りに普遍的にみられる構造です。このような原始惑星系円盤を、すばる望遠鏡などを使って詳しく観測することで、地球を含む惑星や、太陽系の成り立ちや物質の起源について調べています。
また、新しい観測装置や手法を開発し、新しい切り口から惑星形成研究を切り開いていくことも進めています。
(左) HD142527という若い星の周りの原始惑星系円盤の想像図
(右) Hen3-600Aという若い星の周りかんらん石や輝石の塵が存在する証拠- 希望する
連携内容 -
- 惑星形成に関する研究
- 太陽系小天体に関する研究
- 観測装置や手法の開発研究
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生物地球学部 生物地球学科
- 准教授
宮 本 真 二
- 研究分野
地理学、環境考古学、環境史
- キーワード
災害、土地開発史、遺跡立地、地形環境変遷
- 研 究
テーマ -
- 自然環境の変遷と人間の対応関係の解明
- アジア・モンスーン地域における土地開発史の検討
- 遺跡立地環境の解析
- アジア・モンスーン地域の災害対応の比較研究 など
研究活動の概要世界各地におけるフィールド・ワークから。「時間軸と空間を意識した自然と人との関わり(=関係性)の検討」をテーマに、人文・社会や自然科学の枠にとらわれない、ヒトの顔がみえる地域研究を行っています。フィールドは、日本はもとより、アフリカ〜アジア・モンスーン地域まで多種多様な地域を対象としています。また、最近では海外での医療支援に関わるプロジェクトで、村落レベルでの地理的事象の記載研究から、国際貢献を考えています。
- 希望する
連携内容 -
- 防災地図の作成
- 防災活動支援 など
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生物地球学部 生物地球学科
- 准教授
矢 野 興 一
- 研究分野
植物系統分類学
- キーワード
被子植物、多様性、系統、分類
- 研 究
テーマ -
- 東アジアで多様化した被子植物の系統分類学研究
- 絶滅危惧植物の保護・保全に関わる基礎研究
研究活動の概要野外現地調査と実験室でのマクロレベル・ミクロレベルの研究にもとづき、ヒマラヤから中国を通して日本列島で多様化した被子植物の類縁関係やその起源についてを明らかにしています。
- 希望する
連携内容 -
- 自然保護
- 保全事業
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生物地球学部 生物地球学科
- 講師
志 藤 あずさ
- 研究分野
地震学、地球物理学
- キーワード
地震波、地球内部構造、トモグラフィー、海洋リソスフェア、内陸地殻
- 研 究
テーマ -
- 海洋リソスフェアの地震学的構造と生成・成長過程
- 地震波速度・減衰トモグラフィー
研究活動の概要半径6371 kmの地球において、これまでに人類が掘削によって到達した深さは地表からわずか12 km(半径の0.2%)。地球の内部は宇宙より遠いとも言えます。私は地震波を解析し、直接見ることのできない地球深部の様子を探る研究をしています。地震波の伝わり方を調べることで、温度やマグマ・流体の存在などを明らかにし, 地球のダイナミクスを考えます。
- 希望する
連携内容 -
- 沈み込む海洋プレートの構造と沈み込み帯の地震の関係
- 活火山の深部構造
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生物地球学部 生物地球学科
- 講師
洪 惠 媛
- 研究分野
考古学、東アジア考古学、公共考古学
- キーワード
石器、使用痕、遺跡活用
- 研 究
テーマ -
- 後期旧石器時代の開始期の解明
- 石器の痕跡・機能推定 など
研究活動の概要日本列島の後期旧石器時代は石刃石器群と代表され、後期旧石器時代の始まりと石刃は密接な関係があります。また石刃と共に後期旧石器時代を代表する石器の一つがナイフ形石器であり、このナイフ形石器の地域的な出土様相と石器群の特徴を通して様々な編年案が提示されています。また後期旧石器時代前半期には石刃技術が完全に定着されていない時点で、縦長剥片及び剥片を活用した技術も確認されています。ただし、これらを通して様々な前半期編年が行われているが、研究者ごとに非常に多様な編年案が提示されていて混乱している部分もあります。その経緯から多様なアプローチとして、石器の機能、使用痕分析、痕跡学的観点から日本列島や東アジアの後期旧石器時代前半期石器群の性格を再考します。
- 希望する
連携内容 -
- 古人類学的遺伝子の研究
- 認知考古学
- 古環境・気候の研究 など
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生物地球学部 恐竜学科
- 教授
實 吉 玄 貴
- 研究分野
地質学、堆積学、古生物学
- キーワード
古環境解析、地質調査、化石成因論
- 研 究
テーマ -
- モンゴル中生界の地層形成過程と恐竜化石研究
- ケニア古人類化石発掘と古環境解析
- 現生河川堆積物(旭川)の時系列変化に関する研究
- 奈義町周辺に分布する中新統の古環境解析
研究活動の概要モンゴルやケニア、岡山県北部などで化石発掘に関わりながら、地質学的調査に基づいて古環境の復元を行っています。また産出化石と産出層の関係から、小動物(小型脊椎動物化石や昆虫類化石、無脊椎動物化石など)を含めた当時の生態全体の復元も行っています。化石標本を用いた、展示・ワークショップ・講演会など、生涯学習活動も積極的に行っています。
- 希望する
連携内容 -
- 岡山県内の堆積層調査
- 県内の沖積平野ボーリング調査(平野の堆積作用解明)
- 地球環境変遷や化石標本を用いた生涯学習活動
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生物地球学部 恐竜学科
- 教授
髙 橋 亮 雄
- 研究分野
脊椎動物化石の系統・分類
- キーワード
古脊椎動物学、古動物地理学、考古動物学
- 研 究
テーマ -
- 陸生脊椎動物の系統分類(分類・同定;系統解析)
- 遺跡産の脊椎動物骨遺存体の分類・同定
- 古地理仮説の構築・検証
研究活動の概要当研究室では、脊椎動物の化石(骨や歯の遺存体)に認められる形態形質を対象として、分類学的および系統学的評価を行い、対象動物の進化や過去における動物相の特徴や変化を明らかにし、さらに層序や年代学的データとあわせて古環境の変化などについて考察しています。
- 希望する
連携内容 -
- 脊椎動物骨または化石の分類・同定 ◎遺跡産動物骨の同定
- 脊椎動物の骨格標本の作製と博物館展示
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生物地球学部 恐竜学科
- 教授
辻 極 秀 次
- 研究分野
再生医療、腫瘍
- キーワード
硬組織(骨、軟骨、歯)、幹細胞、再生、微小環境
- 研 究
テーマ -
- 骨や歯等の硬組織を主体とした再生医療
- 腫瘍実質および間質との細胞間相互作用解明
- 腫瘍微小環境の解明と新規治療法の開発
研究活動の概要骨粗鬆症、変形性関節症、歯周病など硬組織に関連した疾患は多く、また高齢化社会の到来によって患者は増加しつつあります。本研究室ではこれら疾患の治療を目的として、成長因子、細胞外微小環境、幹細胞の3つをキーワードに硬組織(骨、軟骨、歯)再生研究を展開しています。
- 希望する
連携内容 -
- 骨粗鬆症予防薬など有用物質の探索
- 新規生体材料の開発
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生物地球学部 恐竜学科
- 准教授
林 昭 次
- 研究分野
古脊椎動物学、骨組織学、進化生物学
- キーワード
恐竜、哺乳類、ボーンヒストロジー、水棲適応、成長
- 研 究
テーマ -
- 恐竜の進化・生態の解明
- 四足動物の二次的水棲適応
- 脊椎動物の巨大化と小型化のメカニズムの解明 など
研究活動の概要「骨組織学(ボーンヒストロジー)」とは、骨を切断し、薄くスライスすることで、内部の組織を観察し、骨の機能や成長について研究する手法です。この手法を用いることで、従来は推定することが困難であるとされてきた、絶滅動物の成長速度、年齢、代謝、水棲適応の度合いなどの生理や生態が明らかにできることがわかってきています。私はボーンヒストロジーを用いて、恐竜類などの大型脊椎動物がどのように生活し、どのような過程を経て巨大化・小型化したのか?また陸上脊椎動物が生理・骨構造をどのように変化させることで海に再び適応し、繫栄することができたのか?といったテーマを研究しています。
- 希望する
連携内容 -
- 現生脊椎動物の研究(生態学・解剖学・病理学など)
- 地層の解析をもとにした古環境の研究
- 古脊椎動物に関する研究全般 など
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生物地球学部 恐竜学科
- 講師
千 葉 謙 太 郎
- 研究分野
古脊椎動物学、系統分類学、骨組織学
- キーワード
恐竜、古生物の成長、化石
- 研 究
テーマ -
- 恐竜、特に角竜の分類・進化
- 動物の成長からみるマクロ進化
- 絶滅動物の成長復元 など
研究活動の概要動物の骨の中には、木の年輪のような成長輪が観察されることが知られており、これに基いて絶滅した動物、特に恐竜の成長の研究が盛んに行われています。生物の成長は、生理学的・生態学的側面との結びつきが強いため、成長研究を通して化石の外部形態からでは得ることが難しい情報を得ることが期待されます。私は、フィールドワークや世界中の博物館での標本観察から得られた、骨の形態や成長段階などの情報を組み合わせ、古脊椎動物、特に恐竜の分類や進化、生態を研究しています。
- 希望する
連携内容 -
- 現生動物の成長研究
- 現生動物・化石動物の骨・殻・歯の化学分析
- 骨内部構造のイメージング技術
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教育学部 初等教育学科
- 教授
妻 藤 純 子
- 研究分野
図画工作科教育
- キーワード
技能指導、鑑賞指導、教材開発
- 研 究
テーマ -
- ピア・ラーニングで育てる思考力と技能
- 多様な見方や考え方を育てる教材の開発
- 表現力を高める鑑賞指導法
- (日本の伝統色など)色彩指導法の開発 など
研究活動の概要学校現場から見える子どもの思考や表現の実態をもとにした実践的研究を進めています。図画工作科の学習は多様性への認識を深める教科であると考えます。多様な見方・考え方を育み、自己表現に向けた技能の獲得をめざす教材を開発しています。そして、児童相互の学び合いを通した造形的な思考力と創造的な技能向上めざした指導法の提案をしていきます。
- 希望する
連携内容 -
- 学校現場における図画工作科授業研究
- 美術館との美術鑑賞教育
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教育学部 初等教育学科
- 教授
松 岡 律
- 研究分野
教育社会学、社会学、教育学
- キーワード
社会化、非行、生徒指導・進路指導、教育問題
- 研 究
テーマ -
- 規範意識獲得過程における親の影響
- 社会化機関としての学校のあり方
- 行為と意識の不連続性
研究活動の概要人間の社会化プロセスにおける逸脱・同調について非行と家族関係を手がかりに大規模調査やインタビューなどを組み合わせて研究。
現在は“出来心”で突発的に行ってしまう逸脱(万引き)の発生メカニズムと日常生活におけるアンコントローラブルな情動・行動との関連に関心を向けている。
また、現実的な課題として、生徒指導や進路指導(学級指導、個別指導、就職指導)のあり方や、社会的階層と学習機会の不平等など、“社会化”という大きな枠組みの中で顕在化する諸問題を、心理的問題とも関連づけて研究している。- 希望する
連携内容 -
- 質問紙法によるデータ収集・分析
- 学校改善、教育に係るアクションリサーチ など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
井 本 美 穂
- 研究分野
音楽教育
- キーワード
音楽教育、身体表現、創造性
- 研 究
テーマ -
- マルチモーダル分析手法による音楽教師の技の解明
- 保幼小接続における音楽教育
- 音楽と身体表現 など
研究活動の概要音楽の指導は、言葉だけでなく、視線・ジェスチャ・表情など、非言語による様々な表現手段によって行われています。音楽教師はどのような場面で、何を見ているのか、何に対して、どのように身体を用いているのかについて、視線計測装置やモーションキャプチャなどを用いて客観的データを収集し研究しています。こうしたデータを、教師へのインタビュー結果などと照らし合わせることにより、音楽教師の非言語コミュニケーションの実態の解明をめざしています。
また、音楽教育と身体表現との関わりについても研究を進めています。- 希望する
連携内容 -
- 音楽科教員の熟達化に関する研究
- 音楽指導における非言語コミュニケーションに関する研究 など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
奥 村 弥 生
- 研究分野
教育心理学、臨床心理学
- キーワード
子どもの社会情動的発達、SEL(社会情動学習)
- 研 究
テーマ -
- 子供の社会情動的発達を支える教師の働きかけ
- SEL(社会情動学習)プログラムの開発と実践
- 情動への評価と適応との関連 など
研究活動の概要子どもの社会情動的発達を支える教師の関わり方に関心を持っています。学校は、学力を伸ばすだけではなく、子どもの社会性や情動発達を促すところです。では、どのような教師の関わり方が、子どもたちの社会情動的能力の育成に寄与するのでしょうか?このような疑問について、データ収集と分析を行っています。
また、心に関する知識やスキルを育てる心理教育プログラムやSEL(社会情動学習)などを参考に、コミュニケーション能力を育てるプログラムの開発等も行っています。このようなプログラムは、問題行動や不適応行動が生じる前の「予防」の意味を持っています。こうしたプログラムを実際の教育現場でどう活用するかについても関心を持っています。- 希望する
連携内容 -
- 子どもの社会情動的能力についてのデータ収集と分析
- 子どもの情動発達を促すプログラムの開発と実践
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
紙 田 路 子
- 研究分野
社会科学教育
- キーワード
価値調整,納得解の追究,小学校社会科授業実践
- 研 究
テーマ -
- 多様化する価値判断基準を調整・更新する価値調整能力の育成の原理
- 納得解を追究する小学校社会科授業開発研究
- 教師のゲートキーピング力の育成を目指す教師教育研究
- 民主主義社会における公民的資質構成原理 など
研究活動の概要〇多様化する価値判断基準を調整更新する価値調整能力の育成
利害関係者の見解が対立する社会問題を「判断の対象」として取り上げ、納得解(正解かどうかは分からないけれど、自分や自分を含めた皆が頷ける解)を追究することで子どもの価値調整能力を育成する社会科授業について提案し、実践分析を通してその成果を明らかにしている。
〇教師のゲートキーピング力の育成を目指す教師教育研究
特に「用意されたカリキュラムや教材を自らの授業観に基づいて組み替える授業設計力」、すなわち主体的な授業の調整力(ゲートキーピング)の育成を目指す教師教育の在り方について提案するものである。- 希望する
連携内容 -
- 歴史学,法学,教育方法学 など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
北 原 和 明
- 研究分野
小学校体育科教育法
- キーワード
遊び、スポーツ、健康、生涯体育、EBE
- 研 究
テーマ -
- エビデンスに基づく体育科の授業づくり
- 子どもと教師の間に生じる授業観の違い
- 小中一貫教育 など
研究活動の概要体育科の授業は児童・生徒に比較的人気があり、授業に対する主体性も高いと言われています。この事を支えてきたのは、現場教員による熱心な教材研究、指導方法開発にあることは事実です。
しかし、現場では児童・生徒と直面する故に、個や集団に応じた即時的な教師行動が求められ、教材開発や指導方法の選択は半ば暗黙知化している現状にあります。私はこれまでに培われてきた現場教員の膨大な指導方法を体系化し、暗黙知化している教師行動の明示知化をテーマに研究を進めています。- 希望する
連携内容 -
- 社会教育
- 生涯体育
- 授業研究 など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
土 井 貴 子
- 研究分野
教育学、教育史
- キーワード
西洋教育史、労働者成人教育、イギリス
- 研 究
テーマ -
- 20世紀前半イングランドにおける労働者教育協会の成立と展開
- イングランドにおける成人教育と学校教育―労働者教育協会と全英教師組合の連携
- 20世紀前半イギリスにおけるソーシャル・スタディのための大学間協議会 など
研究活動の概要19世紀末から第2次大戦前にかけてのイギリスの成人教育について研究をすすめています。とくに、労働者成人への高等教育の普及を目的として設立された労働者教育協会に焦点を当てています。労働者教育協会は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学といった大学と、労働組合や生活協同組合といった労働者階級の任意団体とを架橋しました。労働者教育協会で学んだ労働者たちにとって教育を受けることはどのような意味があったのかを労働者組織との関係から考察しています。また、労働者成人教育と学校教育の関係にも関心をもっています。労働者教育協会が戦間期に教師組合と連携して展開した学校教育改革を考察しています。
- 希望する
連携内容 -
- 生涯教育、社会教育学研究
- 教育思想史
- 近代史、社会福祉史 など
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教育学部 初等教育学科
- 准教授
原 田 省 吾
- 研究分野
家庭科教育
- キーワード
家庭科の本質、授業研究、家庭生活の科学的理解
- 研 究
テーマ -
- 家庭科の本質をふまえた家庭科授業づくり
- 家事に対する意識と家庭科教育の関係
- 家庭科教育の変遷 など
研究活動の概要学校教育における教科「家庭科」は、 自分と衣生活、食生活、 住生活、 消費生活、 家族などとの関わり を学習することを通して、現在および将来、 家庭生活を営む力を育成することを目標にしています。 「家庭科」は、 私た ちの日常生活に深く関わるとともに、他の教科との関連性も高い教科です。 また、自分自身のこ れまでの成長や家庭生活を見直すきっかけにもなる重要な教科です。 「家庭科」としての学びが実現できる授業のあり方を 探求するとともに、 楽しくてわくわくする教材、 なるほどと納得できる学習の開発に取り組んでいます。
- 希望する
連携内容 -
- 家庭科における消費者教育・金融教育・租税教育等の授業開発
- ICTを活用した教材開発 など